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「一周まわってまた無印に戻ってきた」「どんどん巨大化してる…?」最近また《無印良品》に行く人が爆増している“根拠アリ”の理由

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  • 岩崎 剛幸 経営コンサルタント/ムガマエ代表取締役社長
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同時に一時期は品切れが続いていた「発酵導入化粧液」や「ふき取り化粧水」をリニューアルしたことも、コスメの売り上げ増につながる一因となりました。

あまりの人気に品切れが続いた「発酵導入美容液」(写真:同社公式サイトより)

ミニサイズ商品を充実させたり、海外店舗での取り扱いを強化したり、新宿歌舞伎町タワー周辺で無印の移動販売車に出くわしたこともありました。さまざまなチャネルを活用して、コスメ販売強化に乗り出していたのです。

東京・新宿靖国通り店が2023年にリニューアル閉店中に出店していた無印の移動販売車(筆者撮影)
台北の無印でもコスメは人気だ。写真は2025年4月(筆者撮影)
テーマ訴求POPやミニサイズのコスメを充実させた「無印 新宿通り店」(筆者撮影)

今後のカギを握るのは国内と中国

このように無印良品は、いま新たな成長軌道に入り始めています。2027年8月期には営業収益8800億円、営業利益790億円、営業利益率9%を達成するために国内、海外で60店舗ずつの年間120店舗を出店すると発表しています。

カギを握るのは、国内市場と、海外の主力市場である東アジア・中国大陸での収益確保です。

同社では中国の低採算店を閉鎖し収益改善をはかったり、日本で売れているスキンケア商品を中国に本格投入したりすることで、同エリアでの既存店売上を伸ばし始めています。しかし今後の米中関係によってはどうなるか不透明な面もあるのが中国大陸市場です。

やはり、収益の柱である国内市場で盤石の態勢を整え、これからの世界成長を目指していくこと。これこそが無印良品の命運を握ります。

コスメとハウスウェア、食が伸びて、地域土着が徹底できれば、同社の成長曲線はさらに高まると言えるでしょう。

1980年に西友のPBとして40アイテムからスタートした無印良品。出店開発力と商品開発力に磨きをかけて、第二創業期に大きく成長できるか。同社の戦略に引き続き注目したいと思います。

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