有料会員限定

「おかしのまちおか」のみのやが上場、店舗網拡大路線は吉と出るか。正木宏和社長会見リポート

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
みのやの正木宏和社長(右)が東証で会見した(記者撮影)
※本記事は「会社四季報オンライン」でも有料会員向けに配信しています

菓子専門店「おかしのまちおか」を運営するみのやが、7月18日、東証スタンダード市場への上場を果たした。初値は2531円と、公開価格1540円を約6割上回ったが、その後の株価は下落。現在は2000円前後でモミ合っている。同日、東京証券取引所で記者会見した正木宏和社長は「投資家との対話も重要になってくる。経営者として襟を正して真摯に取り組みたい」と語った。

また、株主還元については中長期的に配当性向20%程度を目標としている。今2025年6月期は年間で1株当たり10円の配当を計画している。正木社長は「業績を見ながら配当性向は徐々に上げたい。また限定商品やお買い物券などの株主優待も検討したい」と話す。

2008年から小売業に軸足

みのやは1954年に埼玉県大宮市(現さいたま市)で設立。菓子卸売事業を手がけていたが、1997年に東京都板橋区で菓子小売店をはじめた。これが「おかしのまちおか」の原型となった。その後、2008年から卸売事業を縮小し、小売業に傾注してきた。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD