今夏の猛暑対策、「持ち運ぶ涼しさ」という新発想──米国発コードレス扇風機が変える屋外時間

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まず標準モデルのFlexBreezeから見ていこう。省エネで静音性に優れたBLDCモーター搭載により、ブーストモードでも36Wという低消費電力を実現している。一般的なエアコンが1300W前後であることを考えれば、1日中つけっぱなしでも電気代は数十円程度だ。付属の充電アダプターを使えばコンセントにつないだまま従来の扇風機のように使うこともできる。

面白いのはシャーク独自の「リフトアウェイ技術」だ。ワンタッチでスタンドから本体を取り外し、4本の脚を開けば卓上サイズに変身する。体験会では洗濯物の部屋干しシーンが設定されていたが、サーキュレーターのように本体を床に置いて上向きに風を送る使い方はなるほどと思わせるものだった。梅雨時の部屋干し対策にも活用できそうだ。

洗濯
サーキュレーター代わりにも使えそうだ(筆者撮影)

水道ホースに接続するミストアタッチメントも付属している。気化熱効果で最大5度の温度低下を実現でき、庭仕事やバーベキューなど水道が近くにある屋外作業で重宝する。

リモコンは本体背面にマグネットでピタッと収納できるため、リモコンの置き場所に困ることがない。首振り角度も45度、90度、180度の3段階で調整可能。テーブルを囲む全員に風を送れる。

タンク付きPro Mistはマイナス6.7度の温度低下を生み出す

Pro Mistの最大の特徴は、着脱式の4.5リットルタンクだ。体験会のガーデニングシーンでは、実際にミストを浴びながら作業する様子を見ることができた。水道から離れた場所でも2時間連続でミストを楽しめるのは、屋外作業には心強い機能だ。

FlexBreeze Pro Mist
タンク付きのFlexBreeze Pro Mist(筆者撮影)

氷を入れることで最大6.7度の温度低下を実現できる。バーベキューの火元近くで使用するデモンストレーションでは、ミストが3メートル先まで届く様子を確認できた。連続強モード、連続弱モード、断続弱モードの3パターンから選択できる。

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