”猫店員”が迎える「猫本専門の書店」が猫好きのサードプレイスに。8坪の自宅兼店舗にリノベ。東京・三軒茶屋、保護猫活動も

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来店時は猫店員には触らずにそっと見守りましょう(写真撮影:小原聡太)

店内奥には、本棚にとけ込むように設けられた“猫店員”たちの居場所が。元保護猫だった彼らは、昼寝をしたり、伸びをしたり、棚のすみで気ままに過ごします。その姿に、訪れる人たちは自然と頬を緩めているそう。

よく本棚の設計についてお客様からも質問があるのだとか(写真撮影:小原聡太)

現在の猫店員はさつきさん、あおいさん、なつめさんの3匹。店内に彼らの存在があることで、保護猫活動の取り組みをより身近に感じられます。

「猫を助けたくても、一人暮らしで猫を飼えなかったり、支援の方法がなかなか難しかったりする方もいらっしゃいます。うちで本を購入することで、誰でも気軽に保護猫活動に参加できるようにしたかったんです」(安村さん)

住宅街に開かれた、猫好きのサードプレイス

撮影中も静かに協力してくれた猫店員(写真撮影:小原聡太)

お客様の層はさまざま。

「保護猫団体への寄付も兼ねて、本をまとめてご購入される方も多いですね。愛猫家はもちろん、近所に住む親子連れ、遠方から足を運んでくださる常連さんも多いです。

住宅街の少しわかりにくい場所に店を構えているので、近所の方が『猫の本屋、ここですよ』なんて、お客様も案内してくださることもあります」(安村さん)

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