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最も売れてるメルセデス・ベンツ「GLC」に登場した48万円安い新グレード「Core」の好バランス

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GLC220d 4MATIC Coreの車体外寸は、全長4720mm×全幅1890mm×全高1640mmで、プロファイルを見るとステーションワゴンを思わせる。ホイールベースは2890mmと長め。

最小回転半径5.5mで取り回しのよさが喧伝されている(写真:メルセデス・ベンツ日本)

1992ccの4気筒ディーゼルエンジンは145kWの最高出力と440Nmの最大トルクで、モーターが205Nmのトルクを積み増すマイルドハイブリッドだ。

「市場で人気が高い」と日本法人の担当者が話すこのディーゼルエンジン。WLTCモードで19.1km/Lという好燃費とともに、私が感心したのは、フィールのよさだ。

街中をゆっくり走っているだけでは少しわかりにくいが、高速道路や山道で、あえて回転を上げるようにドライブしてみると、実に気持ちがよい。というのには、ふたつの理由がある。

ひとつはよく回り、トルクがきれいについてくること。もうひとつは、サウンド。10年ほど前までのディーゼルエンジンは、ガラガラとだいぶにぎやかで、走行中に回転が上がれば、音楽を楽しむのも難しくなるものもあった。ディーゼル経験の豊かなドイツメーカーのプロダクトでも同様だった。

第3世代の「MBUX」が搭載され会話型ボイスコントロールの機能があがったコクピット(写真:メルセデス・ベンツ日本)

それがこの10年ぐらいの間に、ぐっと静かになってきた。今回のGLC220dでは、静かどころか、回転が上がっていくときの音色もよい。

排気量が小さめのガソリンエンジンのような、軽い乾いた音がする。これには驚いた。AMGラインパッケージに装備される「スポーティエンジンサウンド」がなくても、である。

まさにメルセデス・ベンツの乗り心地

エンジンが気持ちよく回るだけでない。ステアリングフィールは、Cクラスのようなメルセデス・ベンツのセダンを思わせる。切り始めからゆっくり車体がロールしていくし、中立付近に戻っていく速度はあえてスローになっている。

見た目の印象より軽快な走りをたのしませてくれる(写真:メルセデス・ベンツ日本)

ステアリングホイールからぱっと手を離すと、くるくるーっと中立に戻っていく復元力をたいていのクルマは持っているけれど、あえてドライバーが手で戻していくような設定が、メルセデス・ベンツのプロダクトの特性で、GLCにもそれが感じられる。

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【ベース車より47万円安となった内容】

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