Apple Intelligenceの処理と非接触充電が追い打ちとなる懸念 暑さが本格化する前に確認しておきたいPhone発熱リスクとその対策

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
3Dグラフィックスを使うアプリは熱を発生しがち。もちろん、複雑な映像のほうが演算量が多いのでより高温になるはずだ(写真:筆者撮影)

また、おもてに表示している以外にも、バックグラウンドで動作しているアプリが数多く存在するから、それらの発熱も無視できない。バックグラウンドアプリでも奥のほうのものは、スリープ状態になるなど、消費電力を少なくして、発熱を下げる工夫も行われているが、時折行儀の悪いアプリがあって、バックグラウンドでも激しく電力を消費する。

バッテリーの消費状況は、「設定>バッテリー>バッテリー使用状況を表示」で確認するといい。

設定からバッテリーの消費状況を見たり、CPUの稼働状況を見たりできるので、発熱の多いアプリも推測できる(写真:筆者撮影)

……と、偉そうに書いているが、筆者も設定を開いてみると何年も使用していないアプリが、着々とバッテリーを消費していて驚いた。動作していないアプリでも、設定で位置情報や通知をする設定になっていると、バッテリーを消費してそれらの動作を行うようだ。そう考えると、完全に使用しないアプリは、削除してしまったほうが良さそうだ。

これらを削除しただけでも消費電力を下げられる、つまりバッテリーが持つようになるし、発熱も減る。

今年の夏は、Apple Intelligenceの発熱が不安

さらに、今年の夏に問題になりそうなのがApple Intelligenceだ。

実は、まだ開発途上ということもあるだろうがApple Intelligenceを使うとiPhoneはかなり発熱する。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事