国内にわずか10店舗!カルディが運営する「カフェカルディーノ」はどんな所?「650円モーニング」の"正直な感想"

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さらに、地下街という立地の特性上、天候の影響を受けにくいのも大きな魅力。雨の日でも安心して利用できるのは、意外と重要なポイントではないでしょうか。

カルディらしさとゆっくりできる環境が共存

「カフェカルディーノ」は、カウンター席とテーブル席を併設した、50席以上の広々としたつくりになっており、グレー、黒、木目を基調としたインテリアは落ち着いた雰囲気です。

カウンター席にはコンセントも備え付けられ、充電やPC作業なども可能ですし、テーブル席は、テーブルのサイズ自体が大ぶりで、席間のレイアウトにも余裕があります。

つまりは、ゆっくりできる環境なのです。

グレーを基調としたシックな店内は、照明も明るすぎず落ち着いた雰囲気(筆者撮影)

筆者が利用したのは平日朝10時頃で、モーニングとランチの合間のアイドリングタイムということもあり、入店した際の利用客は5人だけ。

4人掛けの席に1人で座って本を読む人や、カウンターでノートパソコンを開いている人など、それぞれがのんびりと思い思いに過ごしていました。

「東京駅の近くで、静かに、落ち着いて、おいしいモーニングを楽しみたい」という人にはぴったりのモーニングの穴場でありながらも、「カルディ」が手がけるカフェだけあって、空気感が「カルディっぽい」のがたまりません。

オーダーカウンターにある、パンのショーケースにはクピド!の手作りパンが10種類ほど並んでいます(筆者撮影)

トレイに行儀良く並んだ3つの小鉢に、シルバーの茶殻受けプレート、ぽってりとしたシンプルな白いマグカップ。テーブルに並んだ卓上調味料はペッパーミルに、岩塩、オリーブオイルにワインビネガーにタバスコ。

どれも「カルディ」の陳列棚で見慣れた定番商品ばかりです。

「特別な高級品はないけど、シンプルだけどセンスが良くて、ちょっとだけ背伸びした感じがカルディっぽいんだよなぁ」と、しみじみと店内を眺め回す朝です。

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編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の為替変動、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
チェーン店最強モーニング
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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『マツコの知らない世界』『THE TIME,』(ともにTBS系)、「朝メシまで。」(テレビ朝日系)、『旬感LIVEとれたてっ!』(関西テレビ)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

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