「そのままじゃもったいない!」好きを仕事に生かしたい人に――好きを“得意”に変えるための《スキル変換術》3つのステップ

やるべきことを絞って第2領域「重要であるが緊急ではないこと」に使う時間を2倍、3倍……と増やすことができれば、スキルが伸びるスピードも比例して2倍、3倍……になっていきます。
「1日24時間」はどんな人にも平等に与えられているものです。しかし、使い方やその成果は平等ではありません。
今ある何かを捨てて、「好きなこと」を「得意なこと」に変えるための時間の使い方へと切り替える必要があります。
最も難しい「やる気」の出し方
時間×やる気×やり方の3つの要素の中で最も難しいのが、「やる気」を出すことです。

やる気を出す方法をインターネットで検索してみると、
など、さまざまなテクニックが紹介されていますが、やる気が落ちてしまうほとんどの原因は成果不足にあります。
小さくてもいいので成果を出し続けることで自分の成長を感じ取れるようになり、やる気アップへとつながります。

ここでいう成果とは「大型案件が決まった」「月収が5万円アップした」「社内表彰を受けた」のような大きな成果でなくてもOK。「イメージしたとおりのものが作れた」「先週まで知らなかった用語を説明できるようになった」「新しい仕事の相談が来た」など“良い結果”であれば何でも構いません。
やる気を出すうえで大切なのは、他人との比較ではなく過去の自分との比較から成果を感じ取ること。

SNS上にあふれる「◯◯ができた」「◯円稼いだ」のような他人の成果報告を見て、「わたしも頑張ろう!」とプラスに捉えられるならよいのですが、「この人と比べたら成長できたとは言えないな……」とマイナスに捉えてしまう方は要注意。自己肯定感もやる気も低下します。
他の誰かではなく過去の自分自身と比べて成長したことを「成果」とみなし、小さな成果を積み重ねて楽しみながらスキルアップしていきましょう。
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