「そのままじゃもったいない!」好きを仕事に生かしたい人に――好きを“得意”に変えるための《スキル変換術》3つのステップ

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②効率化できるところを探す~意外と時間は作れる~

いつもの作業や行動を効率化することで、これまでかかっていた時間を短縮し、空いた時間を別のことに使えるようになります。

今オフラインでやっている仕事をオンラインに切り替えたり、自分でやっている作業を外注したり。あるいは、仕事だけでなく家事や住環境を見直して、毎日の生活を効率化することも可能です。

例えば、次のような効率化が考えられます。

(『隠れた強みと好きなことが才能に変わる スキルマップ』より)

また、効率化を目指すうえで「まとまった時間(=数時間ほど連続した時間)」と「すきま時間(=10分前後のちょっとした時間)」の使い分けも大切です。

・まとまった時間→「一気にやり遂げたいこと」や「集中力が必要な作業」
・すきま時間→「小さなタスク」や「集中しなくてもできること」
(『隠れた強みと好きなことが才能に変わる スキルマップ』より)

意外と作れる自由な時間

自由に使うことができる時間は平均で約6時間20分※1にのぼると言われており、そのうち「すきま時間」だけでも合計するとなんと平均で1時間9 分※2あると言われています。

※1 総務省の平成28年社会生活基本調査

※2 2014年パナソニック株式会社の調査

・仕事の休憩中
・電車に乗っているとき
・人を待っているとき
・順番待ちをしているとき

といった手持ち無沙汰な時間に加え、

・入浴中
・散歩中
・トレーニング中

などの「ながら作業」ができそうな時間も、「すきま時間」として活用できます。

③捨てられる時間を探す~捨てないと得られない~

「進撃の巨人」のセリフやスティーブ・ジョブズの名言としても知られる「何かを捨てないと前に進めない」という言葉をご存知でしょうか。

朝の過ごし方を見直し、効率化できるところを探してもなお時間がない場合、時間を浪費してしまっている行動を捨てる必要があるでしょう。

捨てるべき行動とは、先ほど紹介した時間管理マトリックスのうち「第3領域」と「第4領域」に当てはまります。

第3領域「重要ではないが緊急であること」
…(例)突然かかってきた電話、無意味な打ち合わせ、効果のない接待・会食、急に依頼された仕事
第4領域「重要でもなく緊急でもないこと」
…(例)暇つぶしのスマホゲーム、世間話・うわさ話、長時間の息抜き、何もしていないすきま時間

1日のスケジュールを細かく書き出して時間の使い方を可視化し、前記のような捨てられる時間がないかチェックしてみましょう。

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