彼は最後に、何より浪人していちばん変わったこととして、「自分に自信が持てたこと」を挙げてくれました。
「私はずっと今まで、『受験でうまくいかないのは〜のせいだ』とか、ほかの要因に原因を求めていましたが、それを一切思わなくなりました。思い込みをなくし、自分の殻を破れるようになれたのがいちばん大きな成果だと思います」
東大に合格し、前向きに人生を歩む
「結局、現役と1浪のときは環境が悪いと思って、周囲から情報を集めたり、聞いたりしなかったことがそもそもの失敗だと今では感じます。周囲とつながって、ひたすら情報を集め、コミュニケーションを取っていくことが大事だと気づけてよかったです」
10年前の未練を断ち切り、前向きに人生を生きる決意をした田中さん。大学や周囲との関わりで学んだことを吸収していく彼はきっと、生徒目線で物事を考え、授業を進めていける立派な教師になるのだろうと思いました。
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