「3割以上上がっている銘柄は買わない」、「株を持っていない人の意見は聞かない」。"カブ先生"が実践している「投資のマイルール」

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このように、株式投資において、実際に自己資金でリスクをとっていない人の意見は参考にしないことです。また、テレビのコメンテーターの意見も慎重に判断するべきでしょう。

ルール3:3割以上上がっている銘柄を買わない

良い銘柄や投資アイディアを見つけた際は、まず株価チャートを確認することが大事です。直近3カ月以内に株価が3割も上昇している銘柄については、あわてて購入することは避けるべきです。

特に注意が必要なのは、株価のボトム圏で出来高が増加しているケースです。なぜなら、底値で購入した投資家は、株価が短期間で3割も上昇すると、利益確定の売却を検討するのが一般的だからです。

そのため、利益確定の売りが集中することで株価が下落するリスクを考慮する必要があります。

魅力的な銘柄であれば、焦って購入する必要はありません。しばらく株価の動向を観察し、下落のタイミングを待って購入することをお勧めします。

下落のタイミングを待つのであれば、具体的な買い指値の水準としては、上昇幅の半分程度、つまりボトムから15%程度上昇した水準が1つの目安となります。

仮に、待機している間に株価がさらに上昇を続けた場合は、素直にその機会を見送るべきです。日本の株式市場には4000社以上の上場企業があり、チャンスは常に存在しています。

チャンスを逃すことで直接的な損失が発生するわけではありませんが、高値で購入してロスカットとなれば実質的な資産の目減りとなります。また、ロスカットせずに保有し続ければ、その資金は塩漬けになってしまいます。

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