「服も肩書も脱ぐ」サウナが、ビジネスにもたらす一石二鳥のメリットとは…? 働く現代人にサウナが必要なワケ
コクヨサウナ部では、フィンランドのある格言を大切にしています。
「サウナでは皆が平等である」
サウナの中では、社会的な地位や職業などの違いは関係なく、すべての人が対等な存在という、フィンランドの民主的な精神を反映した言葉です。
そして私はこうも考えます。
「サウナの前では服も肩書きも脱ぐ」
部署や役職などの肩書きだけでなく、サウナにたくさん行く人が偉いわけでも、サウナに行けてない人はダメだというわけでも決してない、という意味も含まれています。
3度のミーティングより1回のサウナ
「仕事関係の人とは、ビジネスの場以外で極力会いたくない……」
このように仕事とプライベートをしっかり切り分けたい、という方もいると思います。ですが仕事関係の人と一緒にサウナに行くと、実は一石二鳥のメリットがあるのです。
先日、知り合った税理士さんからこんな話を教えてもらいました。最近、税理士や弁護士といった士業界隈では、クライアントや関係者と一緒に、個室サウナで挨拶ミーティングをするのがとても流行っていると。士業の方々は、業務の特性上、ときにクライアントの経営状況に踏みこんで話し合う必要があります。そのため、お互いの考えを理解した上で、信頼関係を築き腹を割って深く対話することが重要になってきます。そんなときにお互いがスーツを着てかしこまった状態だと、緊張や建前も出てきてしまう。
そこで、裸で向き合うサウナミーティングをすると、話し合いも断然スムーズなのだそうです。スーツや制服によって拘束された社会的な肩書きや役割もなくなり、心も身体も自然体になっていきます。すると気持ちに「ヨハク」が生まれ、不思議といつもとは違うプライベートな話題が飛び交うことも多々あります。自己開示をし合った二人はまさに「裸の付き合い」。深い信頼関係が構築されるのです。
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