〈ミャンマー大地震〉日本で祈りと団結の「水かけ祭り」。被災者を思い、歌と踊りを封印して
祭りは、単なる娯楽イベントにとどまらず、今なお困難な状況にあるミャンマーへの支援の場としても意義深いものだった。会場に集まった人々の表情には、ミャンマー人たちが立ち向かう困難への強さがにじんでいた。

この水かけ祭りは、日本では30年以上続く伝統的なイベントでもある。毎年会場を変えて実施しているが「水かけ」は行っていないという。日本の事情に配慮してのことだろうか。
「日本では本格的なものは難しいでしょうね(笑)。やはり本格的な『水かけ祭り』は平和になったミャンマーに来て体験してほしい。皆びしょびしょに濡れて、本当に楽しいですよ」
スタッフの男性はそう笑顔で話した。
主催者によれば、今回の水かけ祭りには約1万2000人の来場者があったといい、寄付金はミャンマーの被災地に送られるという。
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