縮少する国内自動車マーケット “外弁慶”スバルが挑む国内販売テコ入れ大作戦

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国内自動車メーカーはどこも国内よりも海外での販売台数が多く、重視するのも海外市場。スバルも例外ではなく、07年には北米を重点市場と位置づけた3カ年の中期経営計画を発表した。その戦略は当たり、11年度見通しで、海外の販売台数は国内の2・8倍に上る(図)。

一方、赤字が続く国内の立て直しは急務だった。その役目を担ったのが、07年6月に国内営業本部長に就任した吉永泰之・現社長。戦略本部長という立場で北米重視の中期経営計画を策定した中心人物は、「国内の赤字脱却には、販売体制の抜本改革が必要と認識していた」(吉永社長)。

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