ちょうどいい甘さとサクサク食感…《愛知県名物 しるこサンド》なぜ誕生したのか? 売れに売れた「生しるこサンド」の開発秘話も
筆者も現地を訪ねてみた。中に入ってみると、コンパクトながらも開放的な空間が広がる。しるこサンドのように老若男女問わず楽しんでもらいたいという想いを込めて、1階はすべてバリアフリー構造となっている。
生しるこサンドの製造過程を見学
店内には、ここでしか手に入らない限定品も含むさまざまな商品が並んでいる。だが、筆者が真っ先に向かったのは、いちばん奥にある工場見学スペースだ。

ここでは、ガラス越しに生しるこサンドを製造している様子を見学することができる。予約や受付などは不要なため、気軽に立ち寄れるという点も嬉しい。



人の手でビスケットを補充し、機械がクリームを挟んでいく。人と機械が協力しながら、テンポよく製造していく様子はつい見入ってしまう。
しばらく眺めていると、スプレーで何かを吹き付けているのが気になった。
広報の可兒さんに質問したところ、どうやらラム酒をベースにしたシロップを吹き付けているそうだ。これにより、しっとり感と大人な味わいを生み出しているという。
ひと通り工場見学を満喫した後、改めて店内を見渡す。扉やテーブル、トイレの案内板まで、至るところにしるこサンドの形が……。かわいい! こうしたモチーフがあるだけで、世界観がぐっと広がるのがたまらない。

無料会員登録はこちら
ログインはこちら