「風を感じる爽快感がすべて」伝統的なスタイルとデジタル技術の融合、新世代のオープンモデル「ミニ・クーパー・コンバーチブル」の魅力

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鮮やかなチリ・レッドⅡのボディカラー。そのほか、メルティング・シルバーⅢ、ナノク・ホワイト、オーシャン・ウェーブ・グリーン、サニーサイド・イエロー、アイシー・サンシャイン・ブルー、ブリティッシュ・レーシング・グリーン、インディゴ・サンセット・ブルー、コッパー・グレー、ミッドナイト・ブラックⅡなどのボディカラーが用意される
鮮やかなチリ・レッドⅡのボディカラー。そのほか、メルティング・シルバーⅢ、ナノク・ホワイト、オーシャン・ウェーブ・グリーン、サニーサイド・イエロー、アイシー・サンシャイン・ブルー、ブリティッシュ・レーシング・グリーン、インディゴ・サンセット・ブルー、コッパー・グレー、ミッドナイト・ブラックⅡなどのボディカラーが用意される(写真:MINI)

また、より幅広いユーザーをターゲットにしたブランドもフルオープンモデルを手がけてきた。例えばフォルクスワーゲンやルノー、プジョーなどがすぐ思いつく。それらよりも上級マーケット向けになるが、レンジローバーも先代「イヴォーク」に魅力的なオープンモデルを設定していた。

これらのフルオープンモデルが存在意義を示していたのは、比較的買いやすい価格で、しかも大人4人が乗れるというパッケージングの妙ゆえだ。たとえば、フォルクスワーゲン「ザ・ビートル」のカブリオレは、2019年に生産中止になったが、今も人気が高い。

ミニのコンバーチブルについて

ミニクーパー コンバーチブルのリアビュー
ミニ・クーパー・コンバーチブルのリアビュー(写真:MINI)

ミニに話題を戻すと、2004年に初代ミニクーパーにフルオープンモデルが設定されて以来、モデルチェンジに合わせてコンバーチブルも新しくなってきた。歴代モデルで変わらないことは、ここに書くまでもなく「爽快感」だ。

フルオープンは、やっぱり気持ちがいい。温暖な地中海性気候に恵まれたバルセロナで、新しいミニ・クーパー・コンバーチブルに乗って、それを改めて実感した。

ソフトトップはもちろん電動で開閉可能。限られた寸法の車体ゆえ、開けた幌の存在が見えなくなるほどきれいに収まらないが、それはそれでよい。石鹸箱のような車体のリアに畳んだ幌が少し見えるのは、伝統的なスタイルともいえる。

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