「2時間待ちは普通」「ひとり2000円超え」なのに大盛況!「丸亀製麺」運営企業が手掛ける「コナズ珈琲」人気爆発も"納得"のワケ

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コナズ珈琲
2~3時間待ちになることも珍しくない「コナズ珈琲」。「丸亀製麺」に次ぐトリドールの柱になるかもしれない(筆者撮影)

「コナズ珈琲」が絶好調

丸亀製麺などの運営で知られるトリドールホールディングスが手がけるカフェ「コナズ珈琲」が好調だ。「ハワイアン」をテーマにしたカフェで、パンケーキやロコモコなどの商品がウリである。

2025年3月期第3四半期の決算を見ると、売り上げは前年同期比で20億2000万円増。

売上収益 増減
真ん中の「国内その他」を見ると、コナズ珈琲の成長が伺える/出所:トリドールHDの決算説明会資料

営業利益も4億2400万円増となり、業態として増収増益を達成している。トリドールは丸亀製麺以外にも、国内で様々な外食チェーンを運営しているが、その中でもずば抜けて収益がいいのだ。

事業利益 増減
売上は伸びても利益は減っている「ずんどう屋」などとは違い、「コナズ珈琲」は利益面も順調に成長している/出所:トリドールHDの決算説明会資料
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谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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たにがしら・かずき / Kazuki Tanigashira

都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業、早稲田大学教育学術院国語教育専攻修士課程修了。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。「東洋経済オンラインアワード2024」でMVPを受賞。著作に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 (集英社新書)、『ニセコ化するニッポン』(KADOKAWA)、『ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社)がある。テレビ・動画出演は『ABEMA Prime』『めざまし8』など。

X:@impro_gashira

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