バツイチ・アラフォー狙い20代男性「急増」の深層 人生経験の浅い男性が"若さ"よりも求めるもの

✎ 1〜 ✎ 70 ✎ 71 ✎ 72 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
20代前半の男性がアラフォー女性とお見合いをした2つのケースを検証。若い男性たちに起きている変化とは?(写真:cerisier117/PIXTA)
結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、自分よりも10歳も15歳も年上の女性と交際している20代前半の男性のケースをご紹介します。背景には、女性の社会進出のほかに、男性側にも理由があるようです。彼らはなぜアラフォー女性に魅力を感じるのでしょうか。

「早く子どもがほしい」と結婚相談所に入会

結婚相談所ではお見合い相手の希望年齢を書く欄があります。そこに20代前半の男性が、「30代後半まで」と記載するケースがチラホラと出てきました。

こうした傾向は2024年から現れ始めました。実際に15歳も年上のアラフォー女性と交際が進んでいる20代男性もいて、今後さらに増えていくのではないかとみています。

20代前半の男性・海斗さん(仮名)は公務員3年目。安定志向の人が多い職場で若いうちに結婚している人が多く、海斗さんも影響を受けて「早く結婚して子どもがほしい」と結婚相談所に入会しました。

希望年齢は「30代後半まで」。当初は同世代の女性と何度かお見合いしましたが、なかなか交際にまで至らず、ほとんどがフラれてしまいました。

何が原因かカウンセリングしてみると、コミュニケーションに苦手意識を持っているように見えました。仕事もテキパキこなすタイプではなく、上司に怒られることもよくあると言います。

そんな中、順調に5、6回デートを重ねた女性がいました。アラフォーの真由美さん(仮名)です。上場企業に勤務しており、高収入で投資もしていてしっかりしています。

2/4PAGES
3/4PAGES
4/4PAGES
植草 美幸 恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

うえくさ みゆき / Miyuki Uekusa

1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。結婚相談業のほか、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など、アラサー・アラフォー男女を「幸せな結婚」に導くために幅広く活動中。『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみさんとの共著、青春出版社)、『結婚の技術 (中央公論新社)、『モテ理論』(PHP文庫)など。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事