エヌビディア決算、売上高・最終利益が過去最高 24年11月~25年1月期決算
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【ニューヨーク=小林泰裕】米半導体大手エヌビディアが26日発表した2024年11月~25年1月期決算は、売上高が前年同期比約1・8倍の393億3100万ドル(約5・9兆円)、最終利益も約1・8倍の220億9100万ドル(約3・3兆円)だった。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が引き続き好調で、売上高、最終利益とも四半期として過去最高となった。
売上高と利益は市場予想も上回った。ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は「新型半導体『ブラックウェル』の需要は驚異的だ。AIは光の速さで進歩している」との声明を出した。
旧型の半導体を用いて高性能AIの開発に成功したと主張する中国・ディープシークの登場で、エヌビディア製半導体の需要が今後低下するとの観測が市場では浮上している。エヌビディアは25年2~4月期決算では売上高がさらに拡大し、約430億ドルに達するとの見通しを示した。
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