「雅叙園」一方的キャンセルが罪深い"4つの理由" キャンセルされた客への「10万円の迷惑料」は妥当?
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「結婚式が式場側の一方的な都合でキャンセルに」「180組ものカップルが困惑している」というニュースを聞いて耳を疑いました。「あの歴史ある『雅叙園』でそんなことが起こりうるのか」と感じた人もいるのではないでしょうか。
東京の一等地・目黒に広大な敷地を持つ老舗結婚式場「ホテル雅叙園東京」で予約済みの約180組に突然届いたキャンセルの連絡。休館が決まったのが2月10日で、挙式予定者には14日から順次連絡をしているようなのです。
ビジネス上の正論だとしても、納得しがたい
18日には施設ホームページにも「休館のお知らせ」と題して、「2025年9月30日を以て建物所有者との定期建物賃貸借契約が満了となるため、2025年10月1日より一時休館とさせていただきます」「今後の営業再開につきましては予定が決まり次第、ご案内させていただきます」「10月1日以降の婚礼・宴会・宿泊・レストラン・東京都指定有形文化財『百段階段』の予約はお受けいたしかねるとともに、すでにご予約をいただいているお客様につきましては、各担当者より個別にご連絡の上、誠意をもって対応させていただく所存でございます」などのコメントが掲載されました。
驚かされたのは、休館予定が今年10月以降というだけで、まだ再開の目途が立っていないこと。「急な決定ではないか」「無計画すぎる」などの声があがるのも当然でしょう。
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