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乗る日が違うと料金4倍、欧州「鉄道切符」の不思議 割引豊富だが「新幹線感覚」で飛び乗ると高額に

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片道チケットも同様だ。最も安い日は最低57ユーロ(約9000円)だが、最安値が218ユーロ(約3万4420円)という日もある。一方で、日程は選べるものの乗車時間は選べないという格安チケットもあり、これなら最安は40ユーロ(約6310円)だ。

ほかの鉄道も同様で、ドイツ鉄道(DB)の長距離列車ICEも最安値のチケットが片道19.90ユーロ(約3000円)から販売されている。またフランス国鉄(SNCF)のTGVでも、区間や時間に応じてバーゲン価格が設定されている。ただし最安値のチケットは、必ずしも全ての出発日に販売されているわけではない。

日本の常識とはだいぶ違う?

日本の鉄道の切符はネット販売などで事前購入による割引なども出てきてはいるものの、これほどの大きな差はない。最近は自由席がない新幹線や特急列車も増えつつあるが、指定席特急券よりも乗車直前に自由席特急券を買ったほうが安いという考えの人もいるだろう。

直前でもほとんど変わらない値段でチケットを購入でき、いつでも乗れるのは日本の鉄道の特徴でありメリットでもある。だが、日程などの制限などを受け入れれば、欧州の鉄道は安く利用することもできる。

このような違いを踏まえずに高額チケットを購入すると、「欧州の鉄道は高い」という印象を持つだろう。前述の学生のように、現地でチケットを買おうとしたら「目が飛び出るような」価格に驚くことになりかねない。

パリ北駅停車中の「赤いユーロスター(旧タリス)」とTGV「inOui」(筆者撮影)
【写真】フランスの格安TGV「Ouigo」は水色の車体

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