フレンチのシェフ監修「江戸前鮨」の贅沢な中身 珍しい食材も活用、どのようなコースなのか?

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鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ
揚げたエシャロットと生姜を挟んだ大トロ(写真:筆者撮影)

大阪・堂島にある「フォーシーズンズホテル大阪」が、いま国内外から注目を集めている。

日本のフォーシーズンズホテルといえば、1992年に開業した「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」を思い浮かべる人もいるかもしれない。伝統的な日本の美とフォーシーズンズの高級感が融合した空間で、2013年には「椿山荘」と「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」が統合し、「ホテル椿山荘東京」としてリブランドオープンした。

また都内では、2002年に「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」が開業し、ダニエル・カルバート総料理長が自ら腕をふるう「SÉZANNE(セザン)」は、「ミシュランガイド東京2025」において、東京のホテルで初めて三つ星を獲得した。

美食のホテルの地位を築くフォーシーズンズ

2020年にオープンした「フォーシーズンズホテル東京大手町」で、ギヨーム・ブラカヴァル氏がエグゼクティブシェフを務める「EST(エスト)」も、「ミシュランガイド東京2025」で4年連続一つ星に輝いている。

東京以外に目を向けると、2016年には「フォーシーズンズホテル京都」がオープン。ステーキハウス「エンバ・キョウト・チョップハウス」や、海外でも高い評価を受ける「鮨 銀座おのでら」を擁する。

フォーシーズンズホテルは“ガストロノミーホテル(美食のホテル)”としての地位を築いているといってもいい。

そんな中で、2024年8月に開業した「フォーシーズンズホテル大阪」が世界の食通から熱い視線を浴びている理由は、現代を代表する料理人のひとり、ヤニック・アレノ氏が手掛ける「鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ」が同年10月25日、最上階の37階にオープンしたからだ。

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