小田急藤沢駅「湘南の玄関口」が大変貌の予感 スイッチバックが名物だった江ノ島線の要衝

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江ノ島線は、以前は通勤電車も相模大野方面と片瀬江ノ島方面を直通し、藤沢駅でスイッチバックをして前後の方向を変えていた。快速急行は2004年12月の運行開始時から藤沢発着が中心だった。

2022年3月のダイヤ改正で、ロマンスカーと早朝・深夜の一部列車を除いて同駅を境に運用が分離され、乗り換えが必要になった。「分離運転をしているので忘れ物が多いのもこの駅の特徴」(溝呂木管区長)という。

小田急 藤沢駅
相模大野方面に走り去る新宿行きの快速急行。左が片瀬江ノ島方面に続く線路(記者撮影)

通勤電車は藤沢で乗り換え

新宿・相模大野方面は平日の日中は相模大野行きの各駅停車が1時間に6本、新宿行きの快速急行が3本設定されている。

片瀬江ノ島方面は基本的に1時間に5本ずつの各駅停車が往復している。途中に本鵠沼、鵠沼海岸の2駅がある。

新宿方面の快速急行は1番ホーム、片瀬江ノ島方面の各駅停車は4番ホームから発車する。

小田急藤沢駅ホーム 東側から
東側から見た藤沢駅のホーム。片瀬江ノ島方面の電車は4番ホームから発車する(記者撮影)
【写真の続き】線路はホームの東端で行き止まり。新宿行きも片瀬江ノ島行きも同じ向きに発車する。かつてはスイッチバックが当たり前だったユニークな構造の藤沢駅
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