小田急藤沢駅「湘南の玄関口」が大変貌の予感 スイッチバックが名物だった江ノ島線の要衝
2023年度の乗降人員は15万6546人。小田急全70駅の中で新宿(43万9840人)、代々木上原(25万7017人)、町田(25万4478人)に次いで4番目、江ノ島線内では最も多い。
藤沢管区管区長兼藤沢駅長の溝呂木広明さんは「通勤利用はもちろんJR線の乗り換え需要が大きいですが、新宿や、相互直通運転をする東京メトロ千代田線沿線にお勤めの方は江ノ島線を利用されます。また、江ノ島線沿線にある学校への通学利用も多いです」と語る。土・休日は江の島や鎌倉へのレジャー需要が目立つのも特徴だ。
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管区長が語る藤沢駅
溝呂木管区長は相模原市出身で、1988年に入社した。最初の勤務は成城学園前駅だったという。藤沢については「高校時代からサーフィンをやっていて、鵠沼海岸などには結構来ていたので思い出のあるエリア」と話す。
藤沢駅には2010~2011年に勤務した経験がある。2011年3月11日の東日本大震災の際は駅係員の避難や計画停電への対応に追われたという。小田急お客さまセンターのセンター長などを経て、2024年4月に藤沢管区管区長として戻ってきた。
藤沢管区は中央林間―片瀬江ノ島間を管轄する。藤沢駅にはサービス係や信号扱者など基本的に1日14人の駅係員が勤務している。
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