最終目前の「タイプロ」何故こうも盛り上がったか timeleszと候補生、両者が主役の"物語"の終着点は?
練習風景では、各チームの候補生がtimeleszと同じ釜の飯を食べ、冗談を言えるほど打ち解け、仲を深めていく様子が描かれている。この5次審査はまさに、最終的に1つのグループになることを目的とした「タイプロ」ならではのステップだ。
そして、次なる最終審査。いよいよtimeleszと候補生が“隣に立つ”プレイヤーとして並び、チームでパフォーマンスを披露することが決まっている。この段階的な変化に感じるのは、まさしく「タイプロ」ならではのドラマ性だ。
このオーディションを表すとき、timeleszが一貫して口にしてきた「仲間探し」というフレーズがある。最終審査を目前にした今、そのゴールがいよいよクリアに見えてきた。
「既存グループへの加入」で最後に存在する壁
気になる審査の基準について、5次の結果発表の際にはメンバーの菊池から「我々との相性」「親和性」といったキーワードが言及された。それらの要素は、最終審査の指標にも含まれてくるだろう。
つまり、新たにグループを立ち上げる他のオーディション番組とは異なり、「タイプロ」では、現メンバーと候補生の“バランス”が見られることになる。これは今回の審査における大きな特性だろう。
timeleszに限らず、グループアイドルにとって必要不可欠なのが、グループ内での強みやポジションの差別化だ。歌やダンスといったパフォーマンスのスキルはもちろん、そこにはアイドル/タレントとしてのキャラクター性も含まれてくる。
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