初心者でも失敗しない好みのワインの選び方 高いボトルだからおいしいとは限らない
軽めの白の代表品種が、ソーヴィニヨン・ブランとリースリングです。重めの白になる代表選手なら、シャルドネが挙げられるでしょう。軽めの赤ワインになる代表品種は、ピノ・ノワールです。カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーは重めの赤ワインになる有名品種です。
これら6つは、ワイン界におけるスター品種で「6大品種」とも言われます。まずはこの4タイプ6品種を基準として試してみて、好き/嫌いの基準を作るとよいでしょう。
とくにおすすめなのが、スーパーやコンビニで簡単に手に入りやすいシャルドネや、カベルネ・ソーヴィニヨン。とくにチリ産のシャルドネ、カベルネならば、財布に優しいばかりか、単一で仕込まれているものが多いためブドウ品種の特徴がとらえやすく、手始めに試してみるのに最適です。まずは、この2つの品種から飲んでみませんか?
まず試すならこのワイン
シャルドネからつくられる白ワインは、たいてい酸が穏やかなため、まったりとしています。言い換えるなら、しっかりとした飲みごたえがあります。もしシャルドネを飲んで美味しいと思った場合は、重めのワインがお好みかも。この場合は、同じくしっかりとした味わいのヴィオニエなども美味しいと感じると思います。
逆に、シャルドネを飲んで「好みでないな」と思った場合は、リースリングやソーヴィニヨン・ブランのワインを試してみることをおすすめします。これらの品種からは、酸が高くすっきり爽やかな軽めのワインがつくられ、シャルドネと真逆のタイプだからです。
赤ワインの場合、カベルネ・ソーヴィニヨンからつくられるワインは、たいてい渋みが強く、力強い味わいが特徴です。これを飲んで「好みだな」と思った場合は、メルロやシラーなどもストライクゾーンにはまるはずです。理由は、両者ともしっかりとした味わいだからです。
逆に、カベルネを飲んで「ちょっと力強過ぎるかな」と思った場合は、ピノ・ノワールやガメイを試してみてください。この2つは渋みも少なく、軽やかな味わいが特徴です。
ワインは1000円程度のものから、数万円、中には数百万円するものも存在します。
数万円するワインの中には、まるで仙人のようなつくり手が、超こだわりのワインをつくっていることもあります。
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