「努力が上手な人」「下手な人」を分ける決定的な差 いつも頑張れる人は「準備の力」を熟知している

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それこそが、「準備」です。自分の性格・タイプをしっかりと理解し、自分の性格・タイプと違う努力をするための準備をするのです。

「自分に向かない仕事」こそ「準備」が威力を発揮する

決して、自分の性格やタイプを変えるわけではありません。「苦手なことに挑戦するための準備」をしているのです。

たとえば、コツコツ勉強することが苦手で、いっきに終わらせるほうが肌に合っているというある受験生は、自分の勉強内容を分割して、「いっきに終わらせる日」を月に何日か設定することで対応していました。

自分が楽しめないと単純作業は難しいという人は、その単純作業に制限時間を設けることで「ゲーム化」して努力していました。

自分が苦手な分野と向き合うときにこそ、「準備」によって努力のしかたを変えていたわけです。

まとめると、努力がうまくいかないなら、2つのステップが必要です。

STEP1:自分の性格・タイプをしっかり把握する
STEP2:自分の性格・タイプ以外の努力をするときには、しっかりと「準備」する

この2つのステップを踏めば、努力するときの「落とし穴」にハマらないようになるわけです。

この本では、PART0で「自分の性格・タイプをしっかり把握する」ための分類をご紹介します。そしてPART1以降では、「自分の性格・タイプとは違う努力をするときに必要な準備」のしかたを、みなさんにご紹介します。

本書をうまく活用すれば、誰でも「自分のタイプに合っていない努力」が苦ではなくなり、目標をクリアできるようになります。頑張ってください!

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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