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厳しいヤマトが昨年末に繰り出した「攻めの一手」 宅急便だけでは成長に限界、3PL有力会社を買収

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ヤマトとナカノ商会との関係は深く、以前からEC荷物の仕分けや、店舗への配送などを委託していた。買収に至った背景には、宅急便で運べない荷物をどう獲得するかという課題があった。

ナカノ商会は商品の保管から輸送、拠点間の輸送、販売店までの輸送なども手がける。ヤマトによる買収額は469億円で、純資産との差額であるのれんは約380億円だ(記者撮影)

ヤマトの営業は、「この時間までに作業してもらえば宅急便に乗せられます」というスタンスだ。それが現場の腕の見せどころで、正しい手法と考えられてきた。しかし、それでは獲得できない仕事もある。

ヤマトの多くのセンターは19時に営業を終え、21時半までに全国に向けた発送作業を行う。つまり、販売が好調で20時まで生産を行うような顧客の荷物は宅急便に間に合わない。「開店時間の10時までに20店舗に届けてほしい」といった店舗への配送も手がけてこなかった。

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