職場を観察する時間を確保する、視線を見れば人間関係が分かる

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ところが、最近は情報の管理が厳しくなり、職場にいるのは社員と秘密保持契約を結んだ派遣社員や外部委託業者くらい。つまり、職場に外部の人が出入りすることはほとんどありません。

さらに作業する社員がヘッドホンをして仕事に集中していても上司は怒りません。なので、大抵の職場は端末をたたく音しか聞こえない静かな空間へと変貌。10年前とは違って作業に集中できる環境になりました。

以前なら職場で喧々諤々と討論されたことはメールで事を済ませるのが当然。そんな静かで、動きのない職場が「単調でつまらない」と感じる先輩社員もいるようです。

広告代理店に勤務するDさんは「何事もメールで済まそうとする風土は違和感がある」と言い切ります。それだけ人間関係が希薄になるという危機感を抱いているのかもしれません。

そんな、静かな職場でも【静かながら】人間関係を垣間見ることは出来ます。目を皿にして観察すると職場を歩くのに役立つはずです。ちなみに観察してわかるのは?

(1)仲がいい関係
(2)対立軸の関係

と、職場の人間関係で誰と誰の仲がよいのか? あるいは悪いのか? が見えてきます。基本的に注目してほしいのは視線。仕事の合間に同僚に対して視線を送る光景に出くわしたら注目してください。

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