新型Galaxyが開拓する"AIエージェント"の時代 アプリ間の連携によってスマホ体験が変わる
セキュリティの面では、サムスンはKnox Vaultなどの技術を駆使してオンデバイス処理とクラウド処理を使い分け、プライバシー保護に配慮していることを強調する。大量の行動データを活用するほど情報漏洩リスクも高まるため、ユーザーがどの程度AIに何を任せるのかを選びやすくする仕組みは、今後さらに重要となるだろう。
特徴の違う2モデル展開
Galaxy S25シリーズは、通常モデルのGalaxy S25と、上位モデルのGalaxy S25 Ultraの2種類が用意されている。S25はスリムかつ軽量な設計で、6.2インチディスプレイや162g前後という軽量ボディを実現しており、携帯性を重視するユーザーに向いている。
一方のS25 Ultra は、6.8インチという大画面を備え、高性能カメラや大容量バッテリーを搭載しているのが特徴だ。特にカメラ面では 2億画素の広角カメラ(メインカメラ)をはじめ、超広角や望遠も含めて合計4眼の構成となり、幅広い撮影シーンに対応しやすい。標準モデルのS25は5000万画素のメインカメラ構成なので、撮影にこだわりたいユーザーにはS25 Ultraの圧倒的画素数が魅力と言えるだろう。また、スタイラスペンを本体に収納可能な設計を採用しており、手書きメモやイラスト作成といった用途もこなせるなど、クリエイティブな作業やビジネスでの使い勝手を高めている。
スマホの処理能力を決めるチップセットには業界最高峰の「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」を搭載してGoogle Geminiの処理を高速かつ省電力で実行する体制を整え、10bit HDR撮影や生成AIを使った動画編集などの機能面も強化している。
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