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新型Galaxyが開拓する"AIエージェント"の時代 アプリ間の連携によってスマホ体験が変わる

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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例えば、ユーザーが「アーセナルの試合日程を調べてカレンダーに追加して」と伝えると、ウェブ検索から予定登録をAIがまとめて実行する。「池袋の和食レストランの情報をまとめて母に送信して」と伝えると、Google マップの検索から、メッセージ送信までをAIが代行する。

対応アプリはサムスン純正・Google製に加えSpotifyなど一部のサードパーティーが含まれるが、今後順次拡大されれば“アプリを自分で行き来する”手間が大幅に削減されるだろう。

従来の生成AIがテキストや画像といった成果物を生成する段階にとどまっていたのに対し、こうしたエージェントはユーザーの目的を理解し、必要なツールを自律的に動かす点が大きく異なる。

なお、この仕組みはGoogleとサムスンの共同開発とされている。2024年のスマホに搭載された「かこって検索」と同じ枠組みだ。かこって検索と同様の展開を行うとすれば、GoogleのPixelシリーズや、他社のハイエンドモデルにも対応機種が広がることになりそうだ。いずれにせよ、スマホの操作感が数年以内に一変していく可能性が高い。

Now Briefが生む“先読み”の提案

アプリ間連携と並んでGalaxy S25シリーズの目玉とされるのが「Now Brief(ナウブリーフ)」という機能だ。

スマホ上で動くAIが情報を集約する「Now Brief」機能

これは「朝のまとめ」や「夜のまとめ」を表示する機能で、ユーザーが朝起きたときや外出前など、特定のタイミングや行動パターンをオンデバイスAIが捉え、睡眠状態や天気、当日の予定、不在着信などを一括表示する。

夜には撮影した写真や訪問した場所をサマリーし、翌日朝のスケジュールを再確認させるなど、“先読み”による自発的な提案を行い、スマホ体験をより効率の良いものにさせる。

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