アップル配信アプリがマルウエアに感染
感染したアプリはすべて除去

9月20日、米アップルのアップストアで配信されているアプリの一部が悪意のあるソフトウエア(マルウエア)に感染していることがわかり、同社は感染したアプリをアップストアから取り除いていると明らかにした。ニューヨークで7月撮影(2015年 ロイター/Mike Segar)
[ボストン 20日 ロイター] - 米アップル<APPL.O>のアップストアで配信されているアプリの一部が悪意のあるソフトウエア(マルウエア)に感染していることがわかり、同社は感染したアプリをアップストアから取り除いていると明らかにした。
アップストアへの大規模なセキュリティー攻撃では初めてのケース。
アップルの広報担当者は「アップストアから、偽造ソフトウエアで作られたと確認したアプリを全て取り除いた」と明らかにした。
研究者によると、マルウエアに感染したアプリは、騰訊控股(テンセントホールディングス)<0700.HK>のチャットアプリ「微信(ウィーチャット)」や配車アプリ「Didi-Kuaidi」など。
アップルは、「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」のユーザーが感染を確認できる方法などについては明らかにしていない。
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