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"伝説"の国際ボランティア八木沢克昌さんの一生 アジアの難民・貧困家庭の教育支援に献身

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  • 柴田 直治 ジャーナリスト、アジア政経社会フォーラム(APES)共同代表
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八木沢さんは、学生時代に兄を交通事故で亡くしたことがきっかけで「悔いのない人生を」と誓い、当時日本で始まったばかりの国際ボランティア活動にのめり込むことになったと話していた。

還暦を過ぎてなお豊かな黒髪は変わらず、元気そのものに見えた八木沢さんだが、約3年前にバンコクで倒れ、日本で1年以上の療養生活を送ったのち、2年ほど前に現場に復帰していた。

「ミ・パ・ド」の信条を最後まで

2023年4月にバンコクでお会いしたのが最後だった。酒も飲めるようになり、さらなる飛躍を誓い、信条である「ミ・パ・ド(ミッション・パッション・ドリーム)で頑張ります」と話していたことが昨日のように思い出される。

バンコクを訪れても、もう八木沢さんと酒を酌み交わすことができない。アジア各地の話をすることもできないと思えば、喪失感はとてつもなく大きい。多くのボランティア関係者やジャーナリストも同様の思いを抱いていることだろう。

さようなら八木沢さん。お疲れさまでした。あなたの記憶は多くの人の心に刻まれ、業績とともに残り続けるでしょう。どうか安らかにお休みください。

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