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「吉沢亮のCM降板」アサヒに続くべきではない理由 「酒の失態」に厳しくならざるをえない現代だが…

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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ただし、今回の場合は、酒に酔って誤って侵入してしまったという説明であり、吉沢さんが居住者に傷害を与えたわけでもなければ、物品を盗んだり、破損したりしているわけでもない。

吉沢さんの所属事務所アミューズは、「隣室の方には大変ご迷惑をおかけしてしまったため、当社および本人からお詫びをさせていただいております」と説明している。また、すでに吉沢さんはマンションを退去しているという。

吉沢さんの所属事務所が経緯を説明(画像:アミューズ公式サイトより)

上記の1はさておき、2、3については、さほど深刻な問題とはならないように思える。

ここ10年ほどで起こった他のタレントの飲酒による不祥事の事例としては、俳優の小出恵介さんが2017年に未成年との飲酒と不適切な関係により、長期間の活動休止に追い込まれた事件がある。

また、2024年にはお笑いコンビ「ウエストランド」の河本太さんが酒に酔ってタクシー運転手に暴行を働いている。河本さんは、現在も芸能活動は行っているが、活動範囲は、以前と比べて大きく制限されてしまっている。

このたびの吉沢さんのケースは、「飲酒によるトラブル」という点では、上記の2人と共通はしている。しかしながら、起こした問題の大きさ、深刻さという点では異なっている。

むしろ今回の降板については、4の要素が大きかったといえるだろう。

近年、企業のコンプライアンス基準が厳しくなっており、起用するタレントの行動に関しても厳しい基準が求められるようになった。特に、タバコやアルコールに関する規制は年々強まっている傾向がある。

ただし、今回のアサヒビールの吉沢さん取り下げは、数年前であったとしても、同じ判断が下されたはずだ。

コンプライアンスと“本音”のジレンマ

アルコール、すなわち酒類の広告は、独自の規制が設けられており、規制は年々強まってきている。それだけでなく、近年では世の中に対する意識啓発の役割も求められるようになっている。

昨年に限っても、ダンサーのRIEHATAさんが未成年時代に飲酒していた可能性があるとのことで、サッポロビール黒ラベルのCMを降板になっている。

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