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デスクワークの効率を爆上げ「小型キーボード」 PCを買い替えても文字入力の感覚が変わらない

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それから約30年弱が経過し、さまざまなモデルが誕生したが、キー配列は基本的に変わっていない。このこだわりが、プロフェッショナルのプログラマーやエンジニア、ライターといった職業の人々を惹きつけ、小型高級キーボードの代名詞となってきた。

PFU「HHKB Studio」(直販価格4万4000円)は13~14インチサイズのノートパソコンと幅がほぼ同じ。箸置きのような専用オプション品を使うことで、ノートPCのキーボードの上に置いて使うことが可能(画像:公式サイトより)

最新型の「HHKB Studio」は、文字やプログラムコード入力が中心のユーザーだけではなく、映像作家やYouTuber、カメラマン、デザイナーといったクリエイターもターゲットにしたキーボードだ。画面内の矢印(マウスポインター)を動かすためのポインティングスティックや、クリックボタン、スライド操作のタッチパッドを追加したことで、HHKB Studio単体でパソコンを操作できるように作られている。

箸置きのようなPFU「タイプスティックス」直販価格2480円(画像:公式サイトより)

柔らかく、深みのある打鍵感は、長時間の文字入力を続けても疲れにくい。キートップ(キー上面部分)も全体が緩やかなカーブを描いており、指を滑らすように動かしても引っかかることがない。ポインティングスティックはWindowsパソコン「ThinkPadシリーズ」でおなじみのもので、スティックを傾けた角度で素早い操作も可能となっている。タッチパッドは側面、前面の計4カ所に備わっており、動画編集アプリなどで多用する機能を割り当てると、生産性が大幅にアップする。

マウス操作もキーボードで行う仕様としたため、操作時に動かないようにと重い作り(830グラム)にはなってしまった。しかしこのコンパクトなボディのなかに多くの機能を搭載したことから、高価であっても大ヒット商品となっている。

世界的トレンドとなったキーレイアウト

タイピング時の打鍵感は、高級キーボードに求められる重要な要素の1つ。多くのメーカーはメカニカルスイッチと呼ばれる機構を採用している(上記HHKB Studioも同様)が、東プレの「RC1 Keyboard」は、静電容量無接点方式というスイッチを採用している。

東プレ「RC1 Keyboard」(実売価格3万5860円)はファンクションキーを備える小型高級キーボードだ(画像:公式サイトより)

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【1億回以上の打鍵テストをパスした高い耐久性】

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