デスクワークの効率を爆上げ「小型キーボード」 PCを買い替えても文字入力の感覚が変わらない

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HHKB Studio
快適なキーボードを使えばパソコンの作業効率が上がる。写真はPFU「HHKB Studio」直販価格4万4000円(筆者撮影)
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近年、パソコンの周辺機器のなかで人気が高まってきた製品カテゴリの1つに、小型の高級キーボードがある。端的にいえば、高級なピアノのように、タイピングしたときの感覚が官能的とすら感じるキーボードだ。

外付けキーボードなのにテンキーがなく、モデルによってはファンクションキーも廃している。これって本当に使いやすいの?と思うかもしれない。確かに毎日のように数値データを入力している経理職には不向きだろう。

しかしメールやレポートといった文章、プログラムのコード、生成AIのプロンプト入力が業務の中心であるならば、キーの数が少ないこのキーボードでも事が足りる。そして一度操作に慣れたら、パソコンを買い替えても文字入力の感覚は従来のままでいられるといったメリットがある。

海外でも注目度が高まっているこの小型高級キーボードのなかから、お勧めのモデル3製品を紹介しよう。

小型高級キーボードの代名詞「HHKB Studio」

1995年にパソコンのキーボードがモデルチェンジのたびにキー配列を変えることに疑問を抱いていた東大名誉教授の和田英一氏と、PFUのエンジニアが出会ったことから、英語配列をベースとして、キーストロークが深く、持ち運びしやすい軽さと小ささと強度を兼ね備えたキーボードの開発に着手。1996年に、HHKB(正式名称はHappy Hacking Keyboard)の初代機が誕生した。

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