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公務員を辞めて「ドラマの料理」を作る彼女の人生 「ゴールデンカムイ」や「ふてほど」など多数担当

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家に戻るのは週に1〜2回のみ。「先生に認められるまで辞めない」と決めていたため、激務をこなし続ける。しかし、3年が経った頃にその生活は終わりを告げる。

きっかけは当時の夫の言葉だった。「頑張りたいのはわかるけど、生活の限界を超えている。あなたの人生に関わっている人はたくさんいるんだよ」と告げられて、自身の生活を見直した。

「やりたいことを続けるか家族の時間を取るかすごく悩みました。ただ、当時の夫の言葉がすごく重くて。とりあえず家庭に入りました」

アシスタントを辞めたはらさんは、イタリアンのカフェでアルバイトをしながら主婦生活を送る。

フードコーディネーターへの道が開けた

フードコーディネーターへの道は絶たれたかと思われたが、半年ほど経ったある日、急に道が開ける。アシスタント時代に知り合った美術スタッフから「仕事を頼みたい」という連絡があり、とんとん拍子に仕事を受注した。

「赤堀先生のアシスタントは辞めたと事情を伝えたのですが……。『単発の仕事だし、これまでと同じようにやってくれればいいよ』と言われたんです。それで仕事を請け負いました」

当日、師匠のいない現場に不安を覚えながらも、家庭の食卓に並ぶ料理を作り、撮影は完了。テレビで自分のクレジットを見た時に「ああ、私でもいいんだ……!」と喜びを感じた。

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