令和ロマンくるま語る、賞レースと寄席の決定的差 「ネタのクオリティ」よりお客さんとのマッチ度
ちょっと大きい子、小学校高学年くらいになると、大人をナメ出して「ガチ私語」が増えてくる。これは調整がむずくて多少はいいノイズになる(音が出ている=シーンとしているよりは笑っていい空気になっている)んだけど、看過できないボリュームになったら積極的に元凶に話しかける。そうやって注目されると恥ずかしくなって私語が収まることが多い。授業中こっそり同級生と悪さしたいけど、教室の前に出てやるのは違う、って感じ。
中高生になってくると、個人で来るよりは修学旅行生が大半。より集団意識が高まっているので、みーんなでクスクスしたがる。誰かに話しかけても照れちゃうので、担任の先生をなる早で探してイジらせていただく。いつもありがとうございます。
たまにすごいスポーツ校で、「先生よりも明確に権力を持っている運動部」がズラッと並んでいるときは最難関。運動部が笑わないとみんな笑わない。でも運動部はイジられたくないので話しかけても無視か不機嫌になっちゃう。
唯一の光明は、その運動部様の明確な格下として振る舞い、「なんだこのザコは」と嘲笑されること。大人のプライドを全てかなぐり捨てて、「もう~同じ学校だったら確実にパシられてましたよ~」という態度で踊ることで、他の生徒も安心して見下すことができ、うっすら笑いを取ることができる。ただ全く割に合ってはいない。
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