「意志の強い人」ほどやっている目標設定の工夫 「面倒臭い」「やる気が出ない」を乗り越える

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もしも、あなたが大きな目標に到達するまでの、小さな目標を設定しているにもかかわらず、うまくいかないと感じているのであれば、ひょっとするとまだ目標が小さくなり切れていないのかもしれません。

もっともっと目標を小さく、身近なものにしてみてください。 目標を達成する喜びを得られたら、次の小さな目標も達成したくなります。やがて勢いがつき、大きな目標も気がついたら乗り越えられているかもしれません。

「孤独な時間」がポジティブな心をつくる

さて、目標は立てれば終わりというわけではありません。目標を立てた後も、当然、人生は続いていきます。これから新しいことにチャレンジすれば、さらにたくさんの失敗を経験することになるでしょう。

目標があれば心の整い方が違うとはいえ、人間には感情があります。また、想定以上に厳しい状況に陥ることもあるはずです。それらをどう受け止め、目標や計画をどう見直していくかは、目標をつくること以上に大事になります。

ここでは、私が実際に行っている工夫を2つほどご紹介したいと思います。もし、使えそうであれば、ご自分なりにアレンジして真似をしてみてください。

【誰よりも反省はするが自分を信じ切る。自分と丁寧に向き合う】

私はいつもそうしているのですが、失敗したときには誰よりも反省し、「なぜ?」を繰り返してその原因を追及し、どうやって改善・成長していくかをじっくり考えます。そのときに、より強く意識するとよいのは、未来に向けて自分に何ができるのかを問い続けることです。自分にダメ出しばかりしていると辛くなってしまいますから。

私も正直に言えば、以前は、自分自身をほめることよりも、「まだまだだな……」と自分に対して否定的な声かけをしてしまうことが多かったと思います。でも、セルフコントロールができるようになってからは、

「もっと、こういうふうにできたよな」

「こうやればできたな。じゃあ、これからはそうしよう」

「改善すれば、自分は、もっとできるよな」

というポジティブな内容に変わってきています。

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