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「意志の強い人」ほどやっている目標設定の工夫 「面倒臭い」「やる気が出ない」を乗り越える

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  • 荒木 俊 荒木電通株式会社代表取締役
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目標がブレないように、行動をサボらないように、気持ちが甘えないように、年ごと、四半期ごと、月ごと、週ごとなどと細かく分け、クリアしてきました。

そして、節目節目のタイミング(経営計画発表会)で、銀行の方やいろいろな関係者を会社にお呼びして、「うちの会社はいずれここ(目標)に行きたい。そのためにこういうことをしていきます」と説明し続けてきたのです。こんなことまでする中小企業は、とても珍しいかもしれません。

もちろん、金融機関向けに作成しているという一面はありますが、途中経過も含め、どんな道のりで目標に到達できるか、ということを自分たちで理解しておくことが重要だからつくってきました。

小さな目標を達成できれば自信につながります。仮に失敗しても、それを「学び」と捉え直すことで、さらに自分たちが成長する糧にできるからです。

「小さな目標」の積み重ねこそ、成功への最短ルート

ところで、「信念を持って大きな目標を成し遂げる。そのために目標を小さく分割する」というテーマにおいて、勇気づけられる映画があります。『ショーシャンクの空に』という映画史に残る傑作です。

無実の罪で投獄された主人公が、綿密な計画と毎日の少しの行動を数十年かけて積み上げ、刑務所仲間と信頼関係を築き、友人の人生も救いつつ、見事に脱獄に成功する――という話です。

「自分は無実である、自由になりたい」という大きな目標と、そのために日々何を行えばいいのかという「小分け」の目標を持つことで、数十年という長い間、モチベーションを保つことができたのだと思います。

あきらめそうになったり、挫けそうになったりしたときにはモチベーションが上がる作品ですので、ぜひご覧になってみてください。

小さな目標といえば、その日1日の自分の行動も含みます。たとえば、次のようなことです。

□お客さまや仲間との約束を守ること。
□自分との約束(自分で決めたこと)を守ること。
□上司や部下とのコミュニケーションから逃げないこと。
□見えないところでも手を抜かないこと。

当たり前のことのようでも、このようなことをきちんとできている人は、意外と少ないものです。

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【目標をクリアしたら、自分で自分をほめる】

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