4人で作ったインディゲームが「アニメ化」するまで 地方発コンテンツ、アニメ化で市場価値の再構築へ

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──『グノーシア』はゲームだからこそのストーリーが特徴ですが、その点はどう変更するのでしょうか。特に最後のギミックは気にする人も多いと思います。

川勝: まだ回答する時期ではないので、控えますね。今後のお楽しみということで。

クリエイティブを発揮できる環境づくりに尽力している

──4人の小規模なチームの作品がTVアニメ化となると、まとめ役の川勝さんはかなりの働きがあったかと思います。どのようなところに苦労されたのでしょうか。

川勝:苦労はさほどありません。というのもプロジェクト開始前に、プチデポットメンバーとアニメチームでしっかりと制作方針、スタンスを話しあっており、お互いに気持ちのいい関係でスタートすることができたからです。

その後、制作会社のアサインや、脚本家の選定、声優のキャスティングなど、アニメチームを編成するにあたって、私とアニプレックスのプロデューサーで検討を重ねて、さまざまな課題に取り組んでいただける、実績のあるスペシャリストの方々にオファーをし、全員に快諾をいただけました。

原作者としては、グノーシアの世界観を守りつつ、アニメチームが最大限のクリエイティブを発揮できるよう、絶対的な安心感と環境づくりに尽力しています。

最後に、グノーシア世界には、あまたの可能性があり、プレイヤーの数だけグノーシアの宇宙があります。これまであったゲームの宇宙に加えて、今回、新しくアニメの宇宙が生まれます。是非、温かく迎え入れていただき、グノーシア宇宙のひとつとして、応援していただけたら幸せです。お楽しみに!

インタビューは以上となる。はたして名古屋生まれのインディーゲームはTVアニメ化でさらに多くの人を魅了することができるだろうか。

渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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