韓国人気グループNewJeansが契約解除を発表 対立は法的な争いに発展する可能性も
人気KポップグループのNewJeans(ニュージーンズ)が28日、芸能事務所HYBE(ハイブ)との契約解除を正式に発表した。韓国最大の芸能事務所である同社と人気グループの対立は、法的な争いに発展する可能性がある。
発表によると、ニュージーンズは11月29日付で、所属するハイブ傘下の事務所ADOR(アドア)との専属契約を解除すると発表した。記者会見でニュージーンズは、契約違反が契約解除の理由と説明した。
メンバーのダニエルは「今日から私たちは現在の名前であるニュージーンズを使用できなくなる可能性があることは十分に承知している。私たちは名前に関係なく、新たな夢のために戦い続ける。ニュージーンズは決して死なないということを覚えておいてほしい」と呼びかけた。
ニュージーンズは、グループのプロデューサーを長く務めていたアドアのミン・ヒジン前代表の処遇を巡り、数カ月にわたりハイブと対立していた。 当初の契約期間はまだ数年残っているが、事務所側が異議を申し立てれば、数カ月から数年間にわたる訴訟に発展する可能性がある。
グループが新たな形態をとったり、別の音楽事務所と提携したりして活動を継続できるかは不明だ。
ハイブ側が今年初め、ミン氏がアドアの支配権を奪おうとしたと主張したことで、内部対立が公になった。ミン氏はこの主張を否定し、ハイブを公に非難した。
アドアの株式18%所有するミン氏は、取締役会で最高経営責任者(CEO)から退くよう命じられ、取締役およびプロデューサーとして同社にとどまった。ニュージーンズは9月、ミン氏をCEOに復帰させるようハイブに要求していた。
ハイブが復職を認めないまま、ミン氏は先週、ハイブによる違法行為の疑いに対し法的措置を取ると警告し、退社した。
ニュージーンズは2022年に5人組グループでデビューし、「Attention」や「Super Shy」などのヒット曲で、世界的に人気のKポップグループの仲間入りを果たした。同グループは昨年、約1100億ウォン(約119億円)の収益を上げ、ハイブの連結売上高の約5%を占めた。
著者:Sohee Kim
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