初版100万部「BTS自叙伝」発売前でベストセラーに ファンダムが設立された7月9日に発売
K-POPのビッグスター、BTSが、韓国とアメリカでグループのオーラルヒストリーを7月9日に発売すると、アメリカの出版社フラットアイアン・ブックスが5月11日に発表した。
本書『Beyond The Story:10-Year Record of BTS』は、ジャーナリストのカン・ミョンソク氏とBTSのメンバーによって書かれ、韓国ではビッグヒット・ミュージックから出版される予定だ。
ファンの間でうわさが飛び交っていた
このニュースは、フラットアイアンが今夏、ポップカルチャー現象に関するノンフィクション本を出版するという数日間にわたるファンの激しい臆測を裏付けるものである。うわさは、アメリカ中の書店が先週末、7月9日にタイトルが謎になっている本が登場することに気づいた時点で広まった。同書は初版発行部数が100万部で、出版当日に在庫を確保するために書店は宣誓書にサインする必要があった。
ファンたちは、この謎の作家が誰なのか、その手がかりを探したが、当初はテイラー・スウィフトに注目し、彼女が頻繁に使う「13」という数字を証拠として挙げていた(スウィフトは、最新のアルバム発表で7月9日という日付を強調していた)。
だが、6月13日と7月9日は、BTSのコミュニティにおいても重要な日付である。グループは前者の日付にデビューし、BTSの熱狂的なファンダムであるARMY(Adorable Representative MC for Youthの略)は後者の日に設立されたからだ。自伝の発売日は、ファンダムの10周年と重なる。
臆測が飛び交う中、予約注文が殺到し、アマゾンやバーンズ&ノーブルのベストセラーリストには、まだリストもされていない本がランクインする事態となった。
本書の英訳は、アントン・ハーが担当し、クレア・リチャーズとスリン・チョンが共同で行っている。アメリカ版は544ページで、独占写真を含むとフラットアイアンは述べている。