昼食時禁止も?「スマホながらメシ」は罪なのか 街中華でスポーツ新聞の"おじさん"との違い

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スマホ全盛の時代。ながら飯をしている人々の声を聞くと、

「電車や営業途中の空き時間はいつもスマホで動画を見ているので、食事の時も同じ感覚。そもそも、個人の自由」(25歳男性会社員)

「食事中だけじゃなく、1人の時にスマホをいじってないとさみしくなってしまう」(営業職の29歳女性)

「昼は仕事、帰宅したら父親なので、食事中にスマホを見るのも1つの息抜き」(40歳男性会社員)

それぞれに理由があり、現代らしい食事スタイルとして、「スマホ見ながら飯」は定着しつつあるように思える。

回転率が命の飲食店もある

とはいえ、飲食店にもそれぞれの事情や思いがある。回転率が命のラーメン店では、店内での掲示やSNSで、食事中のスマホ使用の禁止を告知する店が増えてきた。

「『ながら飯』によって、料理が冷めてしまったり、麺類ならのびてしまいますよね。店側としては悲しい思いがします」

こう話すのは、青森県八戸市で「ドラゴンラーメン」を経営していた公認会計士の石動龍さんだ。2年前に閉店したが、行列ができるほどの人気店で、石動さんは厨房(ちゅうぼう)にも立っていた。

石動さんの店でも「スマホを見ながら飯」の客に困らされた経験がある。

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