「国民・玉木氏」は不倫で"セミ化"してしまうのか 政策実現を掲げるのなら、しっかりアピールを

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もっとも政党支持率は、立憲民主党に一部が合流する前の旧国民民主党時代から低かった。2019年には玉木氏の顔を大きくプリントしたアドトラックを都心始め、大阪や名古屋などで運行させて知名度のアップを狙ったが、効果があったとはいえない。

しかし2021年10月の岸田文雄政権の成立とともに、国民民主党は政策を実現させるために政権寄りの姿勢を示し始める。たとえばガソリン税を軽減する「トリガー条項」の凍結解除を岸田首相(当時)が容認したとして、2022年度予算案に賛成した。そして2024年9月には「手取りを増やす。インフレに勝つ」と題した重点政策を発表。これが同年10月の衆院選で躍進するきっかけとなった。

10月28日以降、メディアに出ずっぱり

以来、玉木氏のメディア露出は急増する。投開票日の翌日の10月28日には日テレ「news every.」の収録とTBS「Nスタ」、BS日テレ「深層NEWS」、TBS「news23」に出演し、29日にはTBS「ひるおび」に出演した後、MBS「よんチャンTV」を収録し、BSフジ「プライムニュース」に出演した。

また11月1日には読売テレビ「かんさい情報ネットten.」とニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」、そしてテレビ東京「WBS」に出演し、翌日にはTBS報道特集で収録分が放映、5日はテレビ朝日「グッド!モーニング」放映と、連日各局の番組に出演しているほか、PIVOTで経済政策を語ったり、自身のYouTube動画「たまきチャンネル」も何本か配信している。

FLASH編集部から玉木氏のもとに質問状が届いたのは11月8日だが、それまで平日でメディア出演しなかったのは10月30日と31日の2日のみ。30日はYouTubeメディアのReHacQで石丸伸二氏と共演することになっていたが、玉木氏はこれをキャンセルし、くだんの元グラドルと会うために新宿のワインバーに向かった。

登録者数110万人を超える同番組での石丸氏とのコラボレーションは注目され、かなりの再生数を稼げたはずだが、玉木氏にとっては元グラドルとの逢瀬の方が重要だったのだろう。もちろんFLASHのカメラはそれを見逃さなかった。逢瀬の後にグレーのフードを被り、人目を避けるように帰宅する玉木氏の表情をよく捉えている。

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