「余命1年」を淡々と受け入れられたある趣味の力 「大地に還る」という感覚が心の中によみがえった

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高額療養費制度とは

これは日本ならではの、実にキメ細かい医療費助成制度である。医療費の家計負担が重くならないよう、1カ月の上限額を超えた場合、その超えた額を健保などが支給する制度である。

厚労省は上限額の見直しについて検討中で、2025年夏に引き上げる案などが有力視されている。

上限額は条件によって異なる

上限額は、年齢や所得に応じて定められている。いくつかの条件を満たすことで、負担をさらに軽減する仕組みもある。

69歳以下の上限額は次の通りだ。

【年収約1160万円~】25万2600円+(医療費-84万2000円)×1%

【年収約770万~約1160万円】16万7400円+(医療費-55万8000円)×1%

【年収約370万~約770万円】8万0100円+(医療費-26万7000円)×1%

【年収約370万円まで】5万7600円

【住民税非課税者】3万5400円

山田 稔 ジャーナリスト

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やまだ みのる / Minoru Yamada

1960年生まれ。長野県出身。立命館大学卒業。日刊ゲンダイ編集部長、広告局次長を経て独立。編集工房レーヴ代表。経済、社会、地方関連記事を執筆。雑誌『ベストカー』に「数字の向こう側」を連載中。『酒と温泉を楽しむ!「B級」山歩き』『分煙社会のススメ。』(日本図書館協会選定図書)『驚きの日本一が「ふるさと」にあった』などの著作がある。編集工房レーヴのブログでは、最新の病状などを掲載中。最新刊は『60歳からの山と温泉』(世界書院)。

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