筆者が「東京エディション銀座」を訪れたのは10月半ばの平日朝9時頃。ピークタイムをすぎているのか、店内は比較的空いており、すでに食事を終えたのか、お茶を飲みながら談笑している席もあります。
公用語は英語? 異国に迷い込んだような銀座のホテル
レストランの受付係の女性から「グッドモーニング」と挨拶された時点でもしやと思ったのですが、どうやら利用客はほとんどが海外からのインバウンドのようです。
店内のスタッフも半数以上が外国人で、漏れ聞こえる会話のなかに日本語はなく、まるで海外のホテルに来たような不思議な気分です。
1泊20万円のホテルに泊まる富裕層たちは、高い天井にはデコラティブなシャンデリア、大理石の床にありがたい壺やら何やらが飾られた、昔気質で荘厳な高級店よりも、日常の延長のようなカジュアルだけど上質な空間にニーズがあるのかもしれません。
食後にオーダーした紅茶は、添えられたミルクまで温めてあり、この気配りが行き届いた心地よい空間こそが、5つ星たるゆえんなのかなと、妙に納得させられる朝です。
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