東京エディション銀座「6300円朝食」の正直な感想 1泊20万円超の超高級ホテルのモーニングの実力は?

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さらにビュッフェでサラダ、フルーツ、ハムなどのシャルキュトリ、パンにマフィン、ヨーグルトにフルーツジュースなど、欲張っていろいろ取り分けました。

さらに、スペシャルスイーツはプディングを追加。外国人のシェフがテーブルを回っておすすめしてくれました。

フランス料理店の和朝食は正統派の上品なおいしさ

「東京エディション銀座」のモーニング会場は、実はフランス料理店なのですが、和朝食は正統派の和食でした。

東京エディション銀座
銀座エディションの和朝食(筆者撮影)

朝食は濃い味付けのものがなく、全部しみじみおいしい。薄味だからこそ素材が上質なのがよくわかります。漬物や海苔の佃煮に至るまで、優しい味です。

焼き魚の鯛は、皮目の焦げ目は香ばしく、身はさっぱりと淡白で旨みが詰まっています。素揚げして塩をふった三つ葉と一緒に、レモンをしぼってからぱくりと食べると、フルーティーな酸味と香味野菜の味に深みが加わり、染みるおいしさ。

みそ汁の具材は豆腐となめこ、鶏のごぼう巻きの上にはししとうがらしとみょうががちょこん。おいしいものをよりおいしくする味の足し算が完璧で、手作り豆腐を覆う鰹節とネギ、温泉たまごに添えられたゆずのひとかけらまでぬかりなし。

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