ヨーグレットの製菓会社「明治から独立」での変化 丸紅グループにとって菓子製造進出の第1号案件
いつの間にか「グミ版」が出ていたヨーグレット
前回の記事「あのヨーグレットが気づけば『グミ化』一体なぜ 多くの大人が「懐かしい!」長年の課題を攻略へ」では、「ヨーグレット」のグミ版が発売された経緯を紹介した。
スーパーやコンビニ等の売り場の問題もあり、子供の頃に食べていても、自身に子供ができるまで疎遠になる「空白期間」が生じてしまう課題を、グミ版をもって乗り越えようという挑戦だった。
あの錠剤風のお菓子がグミ版も……というと、なんとも大きな変化だが、製造・販売する「アトリオン製菓」に目線を移すと、もうひとつ大きな変化が起きていた。元々は明治グループ内の製菓会社だった同社だが、2023年5月に丸紅へ譲渡され、社名も「明治産業」から「アトリオン製菓」に変わる……という大きな転換を経ていたのだ。
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