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AdobeのAIで延長した動画は「報道」に使えるのか 生成AI活用でクリエイターの作業効率化へ

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このFirefly Video Modelでは、文言(プロンプトといわれる)から映像を生成したり、撮影した動画が足りなくて「もうちょっと長ければいいのに」と思ったら、引き伸ばすことさえできるようになった。歩いて立ち去る人の映像を引き伸ばすと、その人がそのまま歩いていく映像が生成されるようになったのだ! しかも、単なる「それっぽい映像」が生成されるのではなく、元映像とまったく変わらない雰囲気で、YouTube番組ぐらいなら「使える」であろう映像が生成されるのだ(現状では解像度や色域に制限があるので、映画クオリティは難しい)。

ダイナーに向かって歩く侍のシーンを引き伸ばすことできる(筆者撮影)

こちらの動画を見ていただきたい。アメリカ西部の荒野に現れた侍風の男性が、歩いていくシーン。音楽に合わせてあともう少し尺(長さ)が欲しい……という時に、いとも簡単に生成してしまえることがおわかりいただけるだろうか?

(動画:Adobe Premiere Pro YouTube)

こうなると、「報道ニュースでこれが使われたら何が真実かわからない」と感じる人も多いだろう。

実際には、この機能は映像で2秒、背景音で10秒しか使えない。セリフや音楽などを延長することはできない。あくまで、クリエイティブの最中に「少しだけ伸ばしたい」という時に使うための機能として作られているのだ。

CAIでコンテンツの真正性を確認

アドビのデジタルメディア事業部門代表のデイビッド・ワドワーニ氏は「生成AIはツールであり、人の創造性を置き換えるものではない」と言う。アドビにおいては、生成AIがクリエイティブを行うのではなく、あくまで人のクリエイティブを手助けするのが生成AIなのだ。

デジタルメディア事業部門代表のデイビッド・ワドワーニ氏(筆者撮影)

だから、多くのクリエイターと相談し「映像で2秒、背景音で10秒」に決めたとのことなのだ。「このカットがもうちょっと長ければ」というニーズは確実にある。

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